名人憲太郎

TOPページ > 名人憲太郎の紹介

名人憲太郎のご紹介

茶匠杉本憲太郎は1996年5月永眠致しました。その製茶に対する功績をいつまでも伝承していく為、この度芳翠園の最高級銘茶として人気を博しております『名人茶』を『名人 憲太郎』と特別命名をさせていただき、ご提供することとなりました。

故杉本憲太郎は明治20年伊勢松阪に創業した「御茶所老松園」二代目として、香りと味一筋に真心こめてお茶を創製した茶匠でございます。伝統に対する造詣の深さと逸早く最新技術を取り入れるという進取の気象に富み、その新旧の技術を上手く織り交ぜることにより独特の味わいの深さを生み出しました。その長年の功績が認められ、勲四等瑞宝章叙勲、黄綬褒章受賞、等々数多くの栄誉を受けるまでに至りました。また、神宮司庁御用達としての特別の栄誉もいただいております。

芳翠園の銘茶は、見た目より味本位に徹しております。施肥は十二分に有機質で養い、害虫駆除に極力留意した生葉と丁寧に蒸してつくる深蒸方法により葉は柔らかくなり、緑茶のもつ本来のおいしさが引き出され、独特の深みとまろやかな口あたりとなります。

また、四季を通じて新茶の香味を保存するために、液体窒素にて瞬間温度マイナス196度に冷却。特許をもつ窒素充填で密封し、常にマイナス20度を保つ1000平方米の巨大な冷凍室にて最新の技術で保管、最高品質にしてお届け出来るように心掛けております。以上のような施肥、防虫、そして深蒸しの真心をこめた技法により、熱湯を注いで頂いても、冷水を注いで頂いても、何回でもおいしく飲んで頂けます。

伝統の技と最新の技術に裏付けされた、日本の本当の味わいを常に追求している芳翠園の銘茶の中でも最高級の銘茶として位置づけられている『名人 憲太郎』の極上の風味は、必ずご満足頂ける逸品と存じ上げます。